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絵本「くにこい くにこい」
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5歳児が作った創作絵本「くにこいくにこい」
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むかし むかしのおはなしです。
いずものくにに13にんのかみさまがすんでいました。
たいへんなかよしのかみさまたちはある日こんなことをはなしました。
「いずものくにはたいへんせまいものだ。まるでまめつぶみたいなものだ もっとみんながゆたかにくらせるために あまっている国をいずもの国にもってこれないものだろうか。「それはいいかんがえだ!」13にんのかみさまはさんせいしました。 |
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「どこかにこまっている国はないだろうか」13にんのかみさまはちずをみてかんがえました。「グリーンランドはどうだろうか。グリーンランドのこおりは地球おんだんかでとけはじめているらしい。ひとびとのくらしもきけんなものになっている。グリーンランドをくっつけてひとびとのくらしをゆたかにしてあげよう」「それはいいかんがえだ」 |
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グリーンランドをいずものくににくっつけるために、3本を1本にまとめたきょだいなつなをつくりました。そのつなをグリーンランドにかけました。13にんのかみさまはみんなでつなをひっぱりました。
「くにこーい くにこーい いずものくににやってこーい」 |
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いずものくににグリーンランドはくっつきました。くっついたぐりーんらんどはいずものひとがいっしょうけんめいたべものをつくったり、きをうえました。 |
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13にんのかみさまはもうひとつかんがえました。せかいのみんながしあわせになれるように、くっつけることができなかったはんぶんのグリーンランドがいつまでもつながるようにみんなで『橋』をつくったのです。
こうしてグリーンランドといずものくにはとてもゆたかでしあわせなくにになりました。
おしまい! | 年長ふくろう組の子どもたちは、出雲の国引きの神話をもとにこの絵本をつくりました。飛び出す絵本に仕上げました。このような、工夫や考えが子どもの育った証といえると思います。実際に美術館で使ったわらや爪楊枝の橋などを絵本に取り入れました。子どもたちの感性に大きな拍手です。
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